2003年のベスト10 |
大谷 能生 |
(01) 20世紀前半のアメリカ・ポピュラー・ミュージックのなかで、黒人音楽の影響が強いものをまとめた9枚組CD。ライナーも丁寧で、かなり勉強になりました。ここにレヴューを書いてますので参考に。
(02) アート、という分野に音楽を繰り込んで語ることには抵抗があるんだけど、このアルバムについては、どうしてもマルセル・デュシャンの諸作品などと並べて考えたくなる誘惑に抗しきれません。
そろそろ発売になる『Improvised Music from Japan 2004』でインタビューとレヴューをおこなっているので、よかったら読んでみてください。
(03) あーもう最高。最近はつまらない曲が1曲もないというおそろしいバンドですよ。去年の歌物ロックン・ロールはこれだけで間に合ったな。これもここにレヴューが載っています。
(04) 本サイトのLive Reviewに詳しく書きましたのでよろしく。
(05) 大蔵雅彦のバンドGnu。彼のソロ・インプロヴィゼーションのプレイとは対照的に、グルーヴ・ミュージックの可能性を拡大するこのバンドのライブは、去年最も楽しみにしたもののひとつ。今度レポ書きます。
(06) 2ndアルバム発売記念ライヴ。いままで見たなかでベストのDCPRG。
3時間にわたって全くダレ場がなかった。
(07) 休日毎に行っている蕎麦屋です。蕎麦の味は極めて普通だけど、とにかくお酒が美味くて量があってしかも廉い。あんまり書きたくないけど越乃寒梅\400とか。
(08) 焼き鳥屋さん。去年から行くようになったので。味、値段ともに文句ナシなんだけど、難点はいつも混んでいるのでたまに入れないところ。
(09) 晩酌を支える近所の個人商店群。うお亭の〆鯖、白井商店のレバ刺&ホルモン、うめやの地鶏各種がなければ、去年一年の生活は語れないってことで。
(10) 横浜スタジアムで準決勝(東海大相模×横浜、横浜商大高×桐光学園)と決勝(横浜×横浜商大高)が見れました。優勝は横浜商大高。高校野球は生に限るね。
<総括>
2003年はこれまでやってきたことの延長線上の出来事が多く、思い返してみてもなんとなくその前や前の前の年との境目が曖昧な感じがしています。その頃から加わった二つのバンドのアルバムが発売になって(feep / 《The Great Curve》、mas / 《Turn》)、ライヴの回数がかなり増えました。いま数えてみたら、えーと、feepで9本、masで7本ですかね。たいした数じゃないか。でも去年は結局、サックスを一番たくさん練習した年、として自分史のなかには記憶されるような気がします。批評家としての仕事は『Improvised Music from Japan EXTRA 2003』をまとめた事くらいですかね。今年はあたためている長文を2本仕上げ、ミュージックでは自分のリーダー・プロジェクトをはじめます。
ベスト10はいま思い出せることを思い出した順に挙げていったらこうなりました。アイテムのチョイスに、全体のバランスを無意識に計算してしまう悪い癖が出てます。内容についてはコメントどおり。